ダイレクトボンディングのご紹介
今回は、小さい歯の見た目を改善したい、という希望に対して、歯を削らずにダイレクトボンディングにて対応した症例をご紹介します。
この患者様はもともとの歯の大きさが小さい「矮小歯(わいしょうし)」という状態でした。
矯正後にこの矮小歯の見た目を改善したいとの希望がありました。
この場合、治療の選択肢としては
①歯を一周削って被せものをする
②表面を一層削って、つけ爪のようなシェルを張り付けるラミネートべニア
③削らずに直接歯にレジンを接着していくダイレクトボンディング
が考えられます。
①はかなり歯を削りますし、②も少なからずエナメル質を削ります。
まだ17歳という年齢も考慮すると、歯をなるべく削らずにということで今回は③のダイレクトボンディングを選択しました。
治療後の写真がこちら↓になります。
見た目が改善され、隙間を埋めることで矯正後の後戻り防止の効果も期待できます。
この治療方法は自費治療にはなりますが、歯を削らず治療することができるので歯の寿命を延ばすことができます。
気になる方は当院までお気軽にお問い合わせください。
広栄歯科