歯科にもどんどんデジタル化の波が押し寄せておりますが、当院でもデジタル化に対応すべく口腔内スキャナーを導入しました。

3Shape社のTRIOS5という機種で、日本では2023年11月に発売された最新モデルになります。(沖縄では1台目との噂。。。)

こちらの機械、何ができるかといいますと、口腔内をスキャンして3D画像を撮影することができるんです!

 

 

 

↑こんな感じで

 

この画像は上下左右からだけでなく、口腔内を喉側から観察でき咬み合わせなどをチェックすることもできます。

↑こんな感じです

当院では口腔内写真を撮影して説明をしておりましたが、スキャン画像はさらに多くの情報を提供してくれます。

これまで咬み合わせをチェックするには、型取用の粘土を流し込んで固まるのを待って、その型に石膏を流して模型を作り、できた模型をトリミングして確認するまでに早くて60分はかかっていましたが、スキャナーを利用することで早くて5分ほどで上記の画像を見て咬み合わせをチェックすることができるようになりました!

また↑の画像のように咬み合わせの強さも計測してくれるので、ぱっと見て咬合の状態を把握することができます。

さらに被せものなどの技工物の型取りを行うことができ、模型を作成するよりもひずみやずれが少なくより精巧な技工物をオーダーすることもできます。

従来の治療に加え、最新の技術で治療を行っていきたいと思います。

ご興味のある方はスタッフまでお問い合わせください。

 

ちなみに口腔内写真との比較↓をすると、スキャン画像より写真の方が色味など圧倒的にわかりやすくまだまだ基礎資料をスキャン画像のみにすることはないと思います。

広栄歯科